予習は本当に必要なのか|復習だけでは足りない理由

予習は本当に必要なのか
授業を最大効率化したいなら、予習が強く効く場面があります。

勉強では復習が大事だ。

これはよく言われることですし、実際その通りでもあります。

ただ、私はそれを一律に言い続けるのは危険だと思っています。

授業についていけるようになったあと、次に強く効いてくるのは予習です。

予習は、余裕のない状態で無理にやるものではありません。ですが、学習が少しずつ回り始めた段階では、授業効率を大きく上げる武器になります。

予習に時間が回らない子は、まず日々の授業を最大効率化する必要があります

予習をしない子に多い問題は、「予習の大切さが分かっていないこと」だけではありません。

そもそも、当たり前のことが回っていないから、予習に時間が回らないのです。

  • 授業の内容が十分に定着していない
  • 日々の復習やワークが遅れている
  • 提出物や宿題に追われている

こうした状態では、予習どころではありません。

逆に言えば、日々の授業を最大効率化できるようになると、自然と少しずつ時間が生まれてきます。

その時間で予習ができるようになれば、次の授業の効率がさらに上がります。

こうして、良い循環ができます。

予習が必要なのは、授業中の新情報量を減らせるからです

そもそも、なぜ予習が必要なのか。

それは、授業を最大効率化するためです。

予習をしておくことで、授業中に出てくる新情報量をあらかじめ減らすことができます。

すると、

  • 本当に重要なところに注意を向けやすくなる
  • 先生の説明を落ち着いて聞ける
  • 「分からない部分」がはっきりする

という状態になります。

つまり予習は、全部を先に完璧に理解するためではなく、 授業中に考える余裕をつくるため にあるのです。

授業についていけるようになった後は、復習だけを続けるのでは足りません

復習より予習を重視した方がいい場面はあります。

それは、日々の授業の最大効率化がある程度できるようになった後です。

そこまで来たら、次に目指すべきは「当たり前以上の成果」です。

そのためには、予習によって授業効率をさらに上げる必要があります。

予習をしておけば、本来なら余裕がなく疑問すら持てなかった授業の中で、

  • 先生の話にしっかり耳を傾ける
  • 疑問を持つ
  • 授業中にじっくり考える

ことができます。

さらに、予習段階で「ここがよく分からなかった」という目星をつけておけるので、その部分を集中して聞くことができます。

授業に余裕が生まれるわけです。

予習がうまくできている子は、当たり前の習慣が自然に身についています

予習がうまくできている子には、特別なテクニックがあるというより、これまでいろいろな記事で述べてきた当たり前の習慣が自然に身についています。

  • 日々の復習を欠かさない
  • 授業やワークの流れが崩れていない
  • 提出物が大きく遅れない
  • 自分の今の状況を把握している

こうした土台があるからこそ、次の学習として予習に取り組めるのです。

「復習が大事」と一律に言いすぎるのは危険です

保護者や生徒が勘違いしやすいのは、「復習が大事」と一律に言ってしまうことです。

たしかに復習は大事です。私も軽視しているわけではありません。

ですが、復習だけをずっとやっているというのは、あまり良い状態とは言えません。

というのも、復習は一定期間時間を空けて行うことでも効果を発揮するからです。

では、その空いた期間に何をするのか。

予習です。

予習をすることで、疑問を持つ余裕や考える余裕が生まれます。そしてそのことが、結果的に復習の質も上げてくれます。

まとめ

予習は、どんな状態の子にも一律に必要なわけではありません。

ですが、今の授業にある程度ついていけるようになったら、次に意識したいのは予習です。

  • 予習は授業中の新情報量を減らす
  • 大事なところに注意を向けやすくなる
  • 疑問を持つ余裕が生まれる
  • 授業をより深く使えるようになる
  • 結果的に復習の質も上がる

復習か予習か、どちらか一方だけを信じる必要はありません。

大切なのは、自分の段階に応じて、次に必要なことを見極めることです。

授業についていけるようになったなら、次は予習で授業に余裕を持ちましょう。

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