塾長ノート

take a test はなぜ take を使うのか

「テストを受ける」を英語のかたまりで覚える

日本語では、学校や資格試験などについて、

テストを受ける
試験を受ける

と言う。

そのため、英語でも「受ける」から、

receive a test

のように考えてしまうことがある。

しかし、自然な英語ではふつう、

take a test

と言う。

この記事では、take a test を入口に、 「テストを受ける」に関する英語のコロケーションを整理する。

基本は take a test

まず、基本形は次の通りである。

take a test
テストを受ける

たとえば、

I took a math test yesterday.
昨日、数学のテストを受けた。
We have to take an English test next week.
来週、英語のテストを受けなければならない。
She is going to take the entrance exam.
彼女は入学試験を受ける予定だ。

のように使う。

日本語では「受ける」と言うが、英語では receive ではなく take を使う。

テストを受ける → take a test

まずはこのかたまりで覚えるのがよい。

take は「取り組む」感覚でも使う

take は「取る」と覚えることが多い。

しかし、take a test の take は、単に物を取るという意味ではない。

テストを受けるとは、問題を読み、考え、答えを書くことである。

つまり、テストという機会や課題に取り組む。

そのため、英語では、

take a test

という表現になる。

take には、試験・授業・薬・休憩などに関して、 「受ける」「取る」「取り入れる」「行う」に近い広い使い方がある。

take a test
take a class
take medicine
take a break

このように、take はかなり広く使われる動詞である。

receive a test はどう違うのか

receive は「受け取る」という意味である。

receive a letter
手紙を受け取る
receive an email
メールを受け取る

receive は、何かが自分のところに届く感じが強い。

そのため、

receive a test

と言うと、「テスト用紙を受け取る」のような意味にはなりうる。

しかし、「テストを受ける」「試験を受ける」という意味では、

take a test

が自然である。

つまり、

receive:物や情報を受け取る
take a test:試験に取り組む、受験する

と分けて考えるとよい。

exam も take を使う

test と似た語に exam がある。

exam は examination の短い形で、「試験」を表す。

take an exam
試験を受ける
take the entrance exam
入学試験を受ける
take a final exam
期末試験を受ける

のように使う。

test より exam の方が、少し正式な試験や大きめの試験に使われやすい。

ただし、どちらも「受ける」と言いたいときは take を使う。

take a test
take an exam

セットで覚えるとよい。

テストを出す側は give a test

受ける側は take a test である。

では、先生が「テストをする」「テストを実施する」はどう言うのだろうか。

よく使うのは、

give a test

である。

The teacher gave us a test.
先生は私たちにテストを出した。
Our teacher will give us a quiz tomorrow.
先生は明日小テストをする。

つまり、立場によって動詞が変わる。

生徒がテストを受ける → take a test
先生がテストを出す → give a test

ここまでまとめて覚えると、かなり使いやすい。

pass と fail も一緒に覚える

テストや試験については、passfail も重要である。

pass a test
テストに合格する
fail a test
テストに落ちる、不合格になる

たとえば、

I passed the exam.
試験に合格した。
He failed the test.
彼はテストに落ちた。

のように使う。

テストについては、

take a test
pass a test
fail a test

の3つをセットで覚えておくとよい。

コロケーションとして覚える

take a test は、単語を一つずつ考えるより、 かたまりで覚えた方がよい表現である。

take a test
take an exam
take the entrance exam
pass a test
fail a test

このような自然な単語の組み合わせを コロケーション という。

test という単語を知っていても、 take a test という形を知らなければ、英作文では使いにくい。

英語では、単語の意味だけでなく、どの動詞と結びつくのかを覚えることが大切である。

入試・英作文での注意

英作文では、次のような日本語が出たときに注意したい。

私は昨日、英語のテストを受けました。

これは、

I took an English test yesterday.

と言える。

また、

彼は入学試験に合格した。

なら、

He passed the entrance exam.

である。

「受ける」は receive ではなく、まず take a test と覚えたい。

まとめ

「テストを受ける」は、英語で、

take a test

と言う。

receive は「受け取る」という意味なので、 「テスト用紙を受け取る」ならありうるが、 「テストを受ける」という意味では take を使う。

一緒に覚えたい表現は、次の通りである。

take a test
take an exam
give a test
pass a test
fail a test

日本語の「受ける」を一語ずつ英語にするのではなく、 英語では take a test というかたまりで覚えることが大切である。

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