日本語では、
お客さんを助ける
お客さんに対応する
サービスを提供する
手続きを手伝う
のように、「助ける」「対応する」という表現を広く使う。
英語では、ここで serve / help / assist を使い分けることがある。
どれも相手のために何かをする語だが、見ているポイントは少し違う。
まず大きく分ける
ざっくり分けると、次のようになる。
serve:客にサービスを提供する
help:困っている人を助ける
assist:丁寧に補助する・支援する
help はかなり広く使える基本語である。
serve は「サービスを提供する側」の動きに目が向き、 assist は help より少し丁寧・正式な響きになりやすい。
help は「助ける」の基本語
help は、相手が困っているときに助ける、手伝うという意味で広く使える。
Can you help me?
手伝ってくれますか。
I helped my brother with his homework.
私は弟の宿題を手伝った。
This app helps students learn English.
このアプリは生徒が英語を学ぶのに役立つ。
help は、日常会話でも英作文でもかなり使いやすい語である。
まずは「助ける」「手伝う」「役に立つ」の基本語として押さえておきたい。
serve は「サービスを提供する」
serve は、客にサービスを提供する、食べ物を出す、人に仕える、という場面で使われる。
The restaurant serves lunch from 11 a.m.
そのレストランは午前11時から昼食を出している。
We serve many customers every day.
私たちは毎日多くのお客さんに対応している。
The hotel serves breakfast.
そのホテルは朝食を提供している。
serve は、単に困っている人を助けるというより、 店・レストラン・ホテルなどが客にサービスを提供する感じが強い。
customer service という表現とも相性がよい。
assist は「丁寧に補助する」
assist は、help より少し丁寧で、正式な響きがある。
May I assist you?
お手伝いしましょうか。
The staff assisted the visitors.
スタッフが訪問者を案内・補助した。
This guide will assist you with the procedure.
この案内は手続きの助けになります。
assist は、接客、案内、手続き、仕事上の支援などで使われやすい。
日常会話では help の方が自然な場面も多いが、 丁寧な案内やビジネス寄りの文では assist が合うことがある。
serve と help の違い
serve と help は、どちらも相手のために何かをする語である。
help a customer
お客さんを助ける
serve a customer
お客さんにサービスを提供する
help は、困っている相手を助ける感じである。
serve は、店員やスタッフとして、客に対応したりサービスを提供したりする感じである。
help:困っている人を助ける
serve:客にサービスを提供する
「お客さんに親切に対応する」という文脈では両方関わるが、 見ているポイントが少し違う。
help と assist の違い
help と assist は、意味がかなり近い。
Can you help me?
手伝ってくれますか。
May I assist you?
お手伝いしましょうか。
help は日常的で幅広い。
assist は少し丁寧で、仕事や案内の場面に合いやすい。
help:日常的な「助ける」
assist:丁寧・正式な「補助する」
迷ったら、ふつうの会話では help、接客や案内では assist も使える、と考えるとよい。
入試・英作文で迷いやすい形
英作文では、次のような日本語で迷いやすい。
彼は私の宿題を手伝ってくれました。
これは日常的な手助けなので、
He helped me with my homework.
が自然である。
また、
そのレストランは昼食を提供しています。
なら、
The restaurant serves lunch.
と言える。
さらに、
スタッフが訪問者を案内しました。
なら、
The staff assisted the visitors.
のように言える。
よく使う形で覚える
serve / help / assist は、次の形で覚えておくと使いやすい。
help 人 with 〜
人の〜を手伝う
help 人 do 〜
人が〜するのを助ける
serve customers
お客さんに対応する
serve food
食べ物を出す
assist 人 with 〜
人の〜を補助する
単語だけでなく、場面と形をセットで覚えると使いやすくなる。
まとめ
serve / help / assist は、どれも相手のために何かをする語である。
しかし、英語では次のように使い分ける。
serve:客にサービスを提供する
help:困っている人を助ける
assist:丁寧に補助する・支援する
基本の形としては、
help 人 with 〜
serve customers
serve food
assist 人 with 〜
を押さえておきたい。
日本語では「助ける」「対応する」とまとめて言えても、 英語では「困っている人を助ける」のか、「客にサービスを提供する」のか、「丁寧に補助する」のかを分けて考える。