塾長ノート

Are you ...? と Do you ...? はどう見分けるのか

疑問文を作る前に、文の中心を見る

ここまで、 be動詞の文と一般動詞の文を、 それぞれ見てきた。

You are busy.
あなたは忙しいです。
You play tennis.
あなたはテニスをします。

この二つを疑問文にすると、 次のようになる。

Are you busy?
あなたは忙しいですか。
Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。

日本語では、 どちらも 「あなたは〜ですか」「あなたは〜しますか」 という質問である。

けれども英語では、 一方は Are で始まり、 もう一方は Do で始まる。

この違いは、 中1英語でとてもつまずきやすいところである。

Are you play tennis?
Do you busy?

のように、 be動詞と一般動詞の作り方を混ぜてしまうことがあるからである。

では、 Are you ...?Do you ...? は、 どのように見分ければよいのだろうか。

答えは、 疑問文だけを見て覚えるのではなく、 もとの肯定文で、何が文の中心になっているかを見る ことである。

be動詞の文なら、be動詞を前に出す

まず、 be動詞の文を見てみよう。

You are a student.
あなたは生徒です。

この文では、 are が文の中心になり、 youa student であると説明している。

これを質問にするときは、 be動詞である are を主語の前に出す。

You are a student.

Are you a student?
あなたは生徒ですか。

状態を表す文でも同じである。

You are tired.

Are you tired?
あなたは疲れていますか。
She is busy.

Is she busy?
彼女は忙しいですか。

場所を表す文でも、 be動詞を前に出して質問を作る。

They are at home.

Are they at home?
彼らは家にいますか。
Ken is in the library.

Is Ken in the library?
健は図書館にいますか。

be動詞の文では、 後ろに何が続くかは少しずつ違う。

a student:何者かを説明する
tired / busy:どんな状態かを説明する
at home / in the library:どこにいるかを説明する

しかし、 文の中心が am / is / are である点は共通している。

したがって、 疑問文にするときは、

be動詞の文
→ am / is / are を主語の前に出す

と判断すればよい。

一般動詞の文なら、Do を前に置く

次に、 一般動詞の文を見てみよう。

You play tennis.
あなたはテニスをします。

この文では、 play が文の中心になり、 「テニスをする」という内容を表している。

一般動詞の文を質問にするときは、 play を前に出すのではなく、 Do を主語の前に置く。

You play tennis.

Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。

like を使う文でも同じである。

You like music.

Do you like music?
あなたは音楽が好きですか。

havestudy を使う文でも、 作り方は変わらない。

You have a dog.

Do you have a dog?
あなたは犬を飼っていますか。
You study English.

Do you study English?
あなたは英語を勉強しますか。

ここで注意したいのは、 日本語の訳し方で判断しないことである。

You are happy.
あなたは幸せです。
You like music.
あなたは音楽が好きです。

日本語では、 どちらも 「〜です」と訳せる。

しかし、 英語では中心の動詞が違う。

You are happy.
→ be動詞の文
→ Are you happy?
You like music.
→ 一般動詞の文
→ Do you like music?

「好きです」と訳すから Are you ...? になるのではない。

英語では、 like が一般動詞として文の中心になっているため、 疑問文は Do you like ...? となるのである。

迷ったら、まず肯定文に戻して考える

疑問文を作るときに混乱したら、 いきなり AreDo のどちらかを選ぼうとしない方がよい。

まず、 質問する前の肯定文を考える。

あなたは忙しいですか。

と言いたいなら、 まず 「あなたは忙しいです」という文を考える。

You are busy.

この文の中心は are なので、 疑問文では前に出して、

Are you busy?

となる。

一方、

あなたはサッカーをしますか。

と言いたいなら、 もとの肯定文は、

You play soccer.

である。

この文の中心は play という一般動詞なので、 疑問文では Do を前に置いて、

Do you play soccer?

となる。

同じ手順で、 次のように考えられる。

あなたは先生ですか。
→ You are a teacher.
→ Are you a teacher?
あなたは日本出身ですか。
→ You are from Japan.
→ Are you from Japan?
あなたは犬が好きですか。
→ You like dogs.
→ Do you like dogs?
あなたは自転車を持っていますか。
→ You have a bike.
→ Do you have a bike?

このように、 疑問文は、 もとの肯定文の種類が分かれば作りやすくなる。

肯定文が be動詞の文
→ be動詞を前に出す
You are busy. → Are you busy?
肯定文が一般動詞の文
→ Do を前に置く
You play tennis. → Do you play tennis?

これは、 否定文を見分けるときにも使える考え方である。

You are busy.
→ You are not busy.
You play tennis.
→ You do not play tennis. / You don't play tennis.

肯定文の中心を見れば、 否定文にも疑問文にも進めるのである。

be動詞と一般動詞を、三つの形で並べて整理する

ここまで学んだ内容を、 肯定文・否定文・疑問文の三つで並べてみよう。

【be動詞の文】
You are busy.
あなたは忙しいです。

You are not busy.
あなたは忙しくありません。

Are you busy?
あなたは忙しいですか。
【一般動詞の文】
You play tennis.
あなたはテニスをします。

You do not play tennis. / You don't play tennis.
あなたはテニスをしません。

Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。

二つの文の違いは、 次のように整理できる。

be動詞の文
→ am / is / are が文の中心
→ 否定文は be動詞 + not
→ 疑問文は be動詞を前に出す
一般動詞の文
→ play / like / have / study などが内容の中心
→ 否定文は do not / don't + 一般動詞
→ 疑問文は Do + 主語 + 一般動詞

答え方も、 質問に使った形に合わせる。

Are you busy?
Yes, I am. / No, I'm not.
Do you play tennis?
Yes, I do. / No, I don't.

初めのうちは、 文を見るたびに、

この文の中心は be動詞か。
それとも一般動詞か。

と確認してよい。

その確認を繰り返すことで、 次第に Are you ...?Do you ...? を自然に選べるようになる。

まとめると、

Are you ...? と Do you ...? の違いは、
日本語の訳ではなく、もとの英文の中心となる動詞で決まる。
You are ... → Are you ...?
You play ... → Do you play ...?

基礎英文法では、 この見分け方が最初の大きな土台になる。

ここまでで、 be動詞と一般動詞について、 肯定文・否定文・疑問文の基本がそろった。

次からは、 英語で複数のものを表す方法や、 自分についてより多くのことを伝える表現へ進んでいく。

Feedback

この記事は参考になりましたか?

よろしければ「参考になった」を押してください。今後の記事づくりの参考になります。

0件のリアクション