前の記事では、 今まさに行っている途中の動作を表す 現在進行形 を見た。
You are playing tennis now.
あなたはいまテニスをしています。
この文を、 「あなたはいまテニスをしていますか」 という疑問文にするなら、 be動詞を主語の前に出す。
Are you playing tennis now?
あなたはいまテニスをしていますか。
この質問では、 相手がしていることを playing tennis だと考えたうえで、 それが正しいかどうかをたずねている。
Are you playing tennis now?
→ テニスをしているのですか。
しかし、 相手が何かをしていることは分かっていても、 何をしているのかが分からないこともある。
そのときは、
What are you doing?
あなたは何をしていますか。
とたずねることができる。
What は、 「何」と、 知りたい内容をたずねる語である。
そして、 are you doing は、 現在進行形の疑問文の形になっている。
What + are you doing?
→ あなたはいま何をしていますか。
今回は、 現在進行形と What を組み合わせて、 今している動作をたずねる文の作り方を見ていこう。
Are you playing ...? は、行動が合っているかを聞く
まず、 現在進行形の普通の疑問文を確認しよう。
You are reading a book.
あなたは本を読んでいます。
これを疑問文にすると、 be動詞の are を主語の前に出して、
Are you reading a book?
あなたは本を読んでいますか。
となる。
この文に対する答えは、 基本的に Yes または No で始められる。
Are you reading a book?
Yes, I am. / No, I'm not.
質問する人は、 「本を読んでいるのではないか」と考えていて、 その予想が合っているかを確認している。
同じように、
Is he playing soccer?
彼はサッカーをしていますか。
Are they studying English?
彼らは英語を勉強していますか。
は、 何をしているのかを一から聞くのではなく、 その動作をしているかどうかをたずねている。
Is he playing soccer?
→ サッカーをしているかどうかを聞く
Are they studying English?
→ 英語を勉強しているかどうかを聞く
現在進行形の疑問文では、 be動詞 + 主語 + 動詞の -ing 形 という語順になる。
Are you playing tennis?
Is she reading a book?
Are they running in the park?
まずここで、 現在進行形の質問は、 be動詞の文として am / is / are を前に出すことを確認しておこう。
What を前に置くと、動作の中身を聞ける
次に、 何をしているのか自体をたずねる文を考えよう。
たとえば、 相手が何かをしているところを見ているが、 何をしているのか分からないとする。
このとき、 「テニスをしていますか」 「本を読んでいますか」 と一つずつ確認するのではなく、
What are you doing?
あなたは何をしていますか。
と聞けば、 相手に動作の中身を答えてもらうことができる。
この文は、 次のように見ると分かりやすい。
What + are you doing?
何を + あなたはいましているのですか
What は、 知りたい情報を表している。
are you doing は、 相手がいま行っている動作についてたずねる、 現在進行形の疑問文である。
答えるときは、 今している動作を現在進行形で答える。
What are you doing?
I'm reading a book.
あなたは何をしていますか。
本を読んでいます。
What are you doing?
I'm cooking dinner.
夕食を作っています。
What are you doing?
I'm studying math.
数学を勉強しています。
Are you playing tennis? との違いも比べてみよう。
Are you playing tennis?
→ テニスをしているかどうかを聞く
→ Yes, I am. / No, I'm not.
What are you doing?
→ 何をしているのかを聞く
→ I'm playing tennis.
What を使った質問では、 相手が知りたいのは Yes / No ではなく、 動作の中身である。
そのため、 What are you doing? に Yes, I am. とだけ答えても、 何をしているのかは伝わらない。
聞かれている内容に合わせて、 I'm reading ... や I'm playing ... のように答える必要がある。
主語が変わると、are は is に変わる
What are you doing? は、 相手に向かって 「何をしていますか」と聞く文である。
では、 目の前の相手ではなく、 彼や彼女が何をしているのかをたずねるときは、 どうなるだろうか。
現在進行形では、 主語に合わせてbe動詞を選ぶ。
He is playing soccer.
彼はサッカーをしています。
She is reading a book.
彼女は本を読んでいます。
したがって、 何をしているのかを聞く疑問文では、
What is he doing?
彼は何をしていますか。
What is she doing?
彼女は何をしていますか。
となる。
答えも、 主語に合ったbe動詞を使って作る。
What is he doing?
He is playing soccer.
彼はサッカーをしています。
What is she doing?
She is reading a book.
彼女は本を読んでいます。
主語が複数なら、 are を使う。
What are they doing?
彼らは何をしていますか。
They are playing basketball.
彼らはバスケットボールをしています。
整理すると、
What am I doing?
私は何をしていますか。
What are you doing?
あなたは何をしていますか。
What is he / she doing?
彼/彼女は何をしていますか。
What are they doing?
彼らは何をしていますか。
となる。
What が加わっても、 現在進行形の基本は変わらない。
主語 + be動詞 + 動詞の -ing 形
→ 現在進行形の肯定文
What + be動詞 + 主語 + doing?
→ 今していることを聞く疑問文
主語が変わったら、 am / is / are の選び方に注意すればよい。
What are you doing? と What are you playing? は違う
現在進行形と What を組み合わせるとき、 もう一つ注意しておきたい違いがある。
What are you doing?
あなたは何をしていますか。
What are you playing?
あなたは何をして遊んでいますか。/何を演奏していますか。
What are you doing? の doing は、 いま行っていることを広くたずねるために使われている。
その答えは、 さまざまな動作になりうる。
What are you doing?
I'm playing tennis.
I'm reading a book.
I'm doing my homework.
一方、 What are you playing? は、 相手が何かを play していることを前提に、 何をプレーしているのか、 何を演奏しているのかを聞く文である。
What are you playing?
I'm playing tennis.
テニスをしています。
What are you playing?
I'm playing the piano.
ピアノを弾いています。
つまり、
What are you doing?
→ 行動全体を広く聞く
What are you playing?
→ play している内容を聞く
という違いがある。
まとめると、
Are you playing tennis?
→ テニスをしているかどうかをたずねる
What are you doing?
→ 今、何をしているのかをたずねる
What are you playing?
→ 何をプレー・演奏しているのかをたずねる
What are you doing? は、 What を前に置き、 現在進行形の疑問文の形で、 今行っている動作の中身を聞く文である。
現在進行形を学ぶことで、 単に 「いま〜しています」と言えるだけでなく、 相手がいま何をしているのかをたずね、 その答えをやりとりできるようになる。
次は、 よく似て見える What do you do? と What are you doing? を比べ、 ふだんのことを聞く文と、 今していることを聞く文の違いを整理する。