「私は寝る前に勉強します」と言いたいとき、 英語では次のように表せる。
I study before I go to bed.
私は寝る前に勉強します。
この文には、 二つの出来事が入っている。
I study.
私は勉強します。
I go to bed.
私は寝ます。
ただし、 この二つは同時に起きるわけではない。 先に勉強し、 そのあとで寝る。
study
↓
go to bed
before は、 このように二つの出来事をつなぎ、 「〜する前に」と、 どちらが先に起きるのかを示す接続詞である。
反対に、 「宿題を終えたあとでゲームをします」と言うなら、 次のようになる。
I play games after I finish my homework.
私は宿題を終えたあとでゲームをします。
この文では、 先に宿題を終え、 そのあとでゲームをする。
finish my homework
↓
play games
after は、 「〜したあとで」と、 基準となる出来事よりあとに何かをすることを示す。
今回は、 before と after を使って、 二つの出来事の順番を一つの文の中で表す方法を整理していこう。
before は、後ろの出来事より先に起きることを表す
before は、 「〜する前に」という意味を表す。
I study before I go to bed.
私は寝る前に勉強します。
この文で、 文の中心として述べているのは I study という行動である。
その後ろに before I go to bed を加えることで、 「いつ勉強するのか」を説明している。
I study
→ 私は勉強します
before I go to bed
→ 私が寝る前に
ここで注意したいのは、 before の後ろに置かれた出来事は、 あとで起きる出来事だということである。
I study before I go to bed.
先:I study
後:I go to bed
同じように、 次の文でも before の後ろの出来事を基準にして、 それより前にすることを述べている。
I wash my hands before I eat lunch.
私は昼食を食べる前に手を洗います。
You must clean your room before you go out.
あなたは外出する前に部屋をそうじしなければなりません。
She checked her bag before she left home.
彼女は家を出る前にかばんを確認しました。
いずれも、 before + 主語 + 動詞 のまとまりが、 「どの出来事より前なのか」を示している。
after は、後ろの出来事が起きたあとを表す
after は、 「〜したあとで」という意味を表す。
I play games after I finish my homework.
私は宿題を終えたあとでゲームをします。
この場合、 文の中心は I play games である。
そして、 after I finish my homework が、 「宿題を終えたあとで」と、 ゲームをする時を説明している。
I play games
→ 私はゲームをします
after I finish my homework
→ 私が宿題を終えたあとで
after の場合は、 後ろに置かれた出来事が先に起きる。
I play games after I finish my homework.
先:I finish my homework
後:I play games
ここが、 before と after を見分ける大切なところである。
I study before I go to bed.
study → go to bed
I play games after I finish my homework.
finish my homework → play games
さらに例を見てみよう。
He watched TV after he had dinner.
彼は夕食を食べたあとでテレビを見ました。
We practiced tennis after school ended.
私たちは学校が終わったあとでテニスを練習しました。
I will take a shower after I run.
私は走ったあとでシャワーを浴びるつもりです。
after を使うと、 まず何が終わり、 そのあとで何をするのかを、 一つの文で順序立てて伝えられる。
before / after の後ろに文が続くと、接続詞として働く
before や after は、 後ろに置くものによって、 文の中での働きが少し変わる。
まず、 後ろに名詞を置く形を見てみよう。
I study before dinner.
私は夕食前に勉強します。
I play tennis after school.
私は放課後にテニスをします。
この場合、 dinner や school は名詞である。 before / after は、 名詞を後ろに置いて時を示している。
一方、 今回扱っている文では、 後ろに主語と動詞のあるまとまりが続く。
I study before I go to bed.
I:主語
go:動詞
I play games after I finish my homework.
I:主語
finish:動詞
このように、 before / after + 主語 + 動詞 の形になると、 before や after は、 二つの文の内容を時間の関係でつなぐ接続詞として働く。
before dinner
→ 夕食前に:後ろは名詞
before I eat dinner
→ 私が夕食を食べる前に:後ろは主語 + 動詞
after school
→ 放課後に:後ろは名詞
after school ends
→ 学校が終わったあとで:後ろは主語 + 動詞
日本語ではどちらも 「〜の前に」「〜のあとで」と訳せるため、 意味だけを見ると同じように感じるかもしれない。
しかし、 英文を組み立てるときには、 後ろに単なる名詞を置くのか、 「誰が何をする」という文の内容を置くのかを見分ける必要がある。
文の前に置く形と、未来の内容を表す形を確認する
before + 主語 + 動詞 や after + 主語 + 動詞 のまとまりは、 文の後ろだけでなく、 前に置くこともできる。
I study English before I go to bed.
Before I go to bed, I study English.
私は寝る前に英語を勉強します。
I watched TV after I finished my homework.
After I finished my homework, I watched TV.
私は宿題を終えたあとでテレビを見ました。
時を表すまとまりを文の前に置いたときは、 そのまとまりの後ろにコンマを入れる。
さらに、 when の文で学んだことと同じように、 before や after の後ろでも、 未来のことを表すときに現在形を使う場合がある。
I will do my homework before I watch TV tonight.
私は今夜、テレビを見る前に宿題をするつもりです。
テレビを見るのはこれからのことだが、 before の後ろでは will watch ではなく watch を使っている。
I will call you after I get home.
私は家に着いたあとであなたに電話します。
家に着くのもこれからのことだが、 after の後ろでは will get ではなく get を使う。
これは、 when や if の文でも扱った、 「時や条件を表すまとまりの中では、 未来の内容でも現在形を使う」という基本につながっている。
when I get home
after I get home
before I watch TV
if it is sunny tomorrow
→ 時や条件を表すまとまりの中では、 未来の内容でも現在形を使う。
before と after を使えるようになると、 何をしたかだけでなく、 出来事がどの順番で起きるのかまで、 一つの英文で伝えられるようになる。
まとめると、
before は、「〜する前に」と前後関係を表す接続詞である。
I study before I go to bed.
after は、「〜したあとで」と前後関係を表す接続詞である。
I play games after I finish my homework.
before / after + 主語 + 動詞 の形では、 二つの文の内容を時間の関係でつなぐ。
時を表すまとまりの中では、 未来の内容でも現在形を使う。
I will call you after I get home.
次は、 that を使って、 「〜だと思う」「〜だと知っている」のように、 一つの文の中に別の内容を入れる形を整理しよう。