塾長ノート

If it is sunny tomorrow, we will play tennis. はなぜ if の中が現在形なのか

未来の出来事を、条件と結果に分けて述べる

「もし明日晴れたら、私たちはテニスをします」と言いたいとき、 英語では次のように表す。

If it is sunny tomorrow, we will play tennis.
もし明日晴れたら、私たちはテニスをします。

この文を見て、 少し不思議に感じる人もいるかもしれない。

tomorrow があるので、 話しているのは明日のことである。 それなのに、 if の後ろは it is sunny となっている。

未来のことなら、 次のように will を使いたくなるかもしれない。

If it will be sunny tomorrow, we will play tennis.
→ 中学英語でまず覚える条件の文では、この形にはしない。

英語では、 これから起こるかどうかを条件として示す if のまとまりの中では、 基本的に現在形を使う。

If it is sunny tomorrow, we will play tennis.

つまり、 この文では、

if の中:明日晴れるという条件
will の文:その条件が成り立ったときの結果

を分けて述べている。

今回は、 if がどのように条件を表すのか、 そして未来のことを表しているのに なぜ if の中では現在形を使うのかを整理していこう。

if は、「もし〜ならば」という条件を加える

if は、 「もし〜ならば」という条件を表す接続詞である。

まず、 次の文を見てみよう。

I will play tennis tomorrow.
私は明日テニスをします。

この文は、 明日テニスをすることをそのまま述べている。

しかし、 実際には、 天気によってテニスをするかどうかが変わる場合もある。

そのようなときに、 if を使って条件を加える。

If it is sunny tomorrow, I will play tennis.
もし明日晴れたら、私はテニスをします。

この文には、 二つの内容が含まれている。

it is sunny tomorrow
→ 明日晴れる

I will play tennis
→ 私はテニスをする

ただし、 この二つは単に並べられているわけではない。

「明日晴れる」ということが成り立った場合に、 「私はテニスをする」という結果になる、 という関係で結びついている。

If it is sunny tomorrow, I will play tennis.
条件:明日晴れる
結果:私はテニスをする

if は、 その結果がいつでも必ず起こると言っているのではない。

「晴れるかどうかはまだ分からないが、 晴れるという条件が成り立てばテニスをする」 という伝え方をしている。

if のまとまりは、 文の後ろに置くこともできる。

I will play tennis if it is sunny tomorrow.
明日晴れたら、私はテニスをします。

伝えている内容は、 次の文と基本的に同じである。

If it is sunny tomorrow, I will play tennis.

if のまとまりを前に置くときには、 そのまとまりの終わりにコンマを置く。

If it is sunny tomorrow, I will play tennis.
I will play tennis if it is sunny tomorrow.

未来のことでも、if の中では現在形を使う

ここで最も大切なのは、 if の中の動詞の形である。

If it is sunny tomorrow, we will play tennis.

文全体としては、 明日の予定について話している。

しかし、 will が置かれているのは、 結果を表す we will play tennis の側である。

条件を表す if it is sunny tomorrow の中では、 is という現在形を使っている。

条件:If it is sunny tomorrow
結果:we will play tennis

この is は、 「今、晴れている」という意味で使われているわけではない。

tomorrow があるため、 晴れるのは明日のことであると分かる。

それでも、 条件として示すまとまりの中では、 中学英語で扱う基本の形として現在形を用いる。

If it rains tomorrow, we will stay home.
もし明日雨が降ったら、私たちは家にいます。
If I have time tomorrow, I will read this book.
もし明日時間があれば、私はこの本を読みます。
If you are busy tomorrow, I will help you.
もし明日忙しければ、私があなたを手伝います。

どの文でも、 tomorrow があり、 条件の内容は未来のことである。

しかし、 if の中は、 rains / have / are という現在形になっている。

前回扱った when の文でも、 同じような形があった。

I will call you when I get home.
家に帰ったら、あなたに電話します。

家に帰るのはこれからのことだが、 when の中では I get home と現在形を使う。

when は「〜するとき」という時を示し、 if は「もし〜ならば」という条件を示す。

意味は異なるが、 中学英語で扱う未来の文では、 どちらもそのまとまりの中に will を置かず、 現在形を使うことをまず押さえたい。

be動詞でも一般動詞でも、条件を作れる

if の後ろには、 主語と動詞を含む文が続く。

そのため、 be動詞 を使った条件も、 一般動詞 を使った条件も作ることができる。

まず、 be動詞を使った文を見てみよう。

If you are busy, I will help you.
もしあなたが忙しいなら、私が手伝います。
If it is cold tomorrow, I will wear this coat.
もし明日寒ければ、私はこのコートを着ます。

busycold のような状態を条件にするときには、 am / are / is を使う。

一般動詞を使った条件も作れる。

If I have time, I will study English.
もし時間があれば、私は英語を勉強します。
If it rains tomorrow, we will not play soccer.
もし明日雨が降ったら、私たちはサッカーをしません。
If she comes to the party, I will talk with her.
もし彼女がパーティーに来たら、私は彼女と話します。

三つ目の文では、 主語が she なので、 if の中の一般動詞は comes となる。

if の中が現在形になるということは、 三単現の主語なら s も必要になるということである。

If he plays tennis tomorrow, I will watch the game.
もし彼が明日テニスをするなら、私はその試合を見ます。

否定の条件を表すこともできる。

If it does not rain tomorrow, we will play tennis.
もし明日雨が降らなければ、私たちはテニスをします。
If you are not busy, please help me.
もし忙しくなければ、私を手伝ってください。

if の中でも、 一般動詞の否定文なら do not / does not + 動詞の原形、 be動詞の否定文なら be動詞 + not という、 これまでに学んだルールを使う。

また、 結果の側は will だけでなく、 命令文や依頼の表現にすることもできる。

If you are tired, take a rest.
もし疲れているなら、休みなさい。
If you have time, please call me.
もし時間があれば、私に電話してください。

まずは、 if + 現在形, will + 動詞の原形 を基本として身につけたうえで、 このような文も読めるようになるとよい。

when・so・because と比べて、文の関係を見る

接続詞を学ぶときには、 単に日本語訳を覚えるだけでなく、 二つの内容をどのような関係で結ぶのかを見ることが大切である。

まず、 whenif を比べてみよう。

When I get home, I will call you.
家に帰ったとき、あなたに電話します。
→ 帰った時を示す
If I get home early, I will call you.
もし早く家に帰ったら、あなたに電話します。
→ 早く帰れるかどうかを条件にする

when は、 出来事が起きる時を示す。

一方、 if は、 その内容が成り立つかどうかを条件として示す。

次に、 so と比べてみよう。

It was rainy, so we stayed home.
雨だったので、私たちは家にいました。
→ 起きた状況を受けて、結果を続ける
If it is rainy tomorrow, we will stay home.
もし明日雨なら、私たちは家にいます。
→ まだ成り立つか分からない条件を示す

so は、 すでに述べた理由や状況を受けて、 その結果を続ける。

if は、 ある条件が成り立った場合に、 どのような結果になるかを述べる。

また、 理由を加える because とも関係を比べることができる。

I stayed home because it was rainy.
雨だったので、私は家にいました。
→ 家にいた理由を説明する
I will stay home if it is rainy tomorrow.
もし明日雨なら、私は家にいます。
→ 家にいることになる条件を示す

日本語では、 どちらも前後の文が自然につながって見えるかもしれない。

しかし英語では、 「時を示す」のか、 「条件を示す」のか、 「理由を示す」のか、 「結果を続ける」のかによって、 接続詞を選び分ける。

まとめると、

if は、「もし〜ならば」という条件を表す。

If you are busy, I will help you.
もしあなたが忙しいなら、私が手伝います。
未来の条件を表す場合も、
if の中では現在形を使う。

If it is sunny tomorrow, we will play tennis.
if のまとまりは、文の前にも後ろにも置ける。

If it is sunny tomorrow, we will play tennis.
We will play tennis if it is sunny tomorrow.
when は時、if は条件、 because は理由、so は結果を示す。
どの関係を伝えたいかによって、接続詞を選ぶ。

if を使えるようになると、 単にこれからの予定を述べるだけでなく、 「あることが起きたら、次にどうするか」まで表せるようになる。

次は、 because を使って、 ある行動や気持ちの理由を文の中に加える形を整理しよう。

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