塾長ノート

I had been studying for two hours when he called. はなぜ had been studying になるのか

過去のある時点まで続いていた動作を、過去完了進行形で表す

現在完了進行形では、過去に始まった動作が今まで続いていることを表した。

I have been studying English for two hours.
私は2時間英語を勉強し続けています。

この文では、基準点は「今」である。今まで2時間勉強が続いている。

では、次の文ではどうだろうか。

I had been studying for two hours when he called.
彼が電話してきたとき、私は2時間勉強し続けていました。

ここでは、have been studying ではなく had been studying になっている。

この形を 過去完了進行形 という。

過去完了進行形は、過去のある時点まで、動作がずっと続いていたことを表す。

今回は、過去完了進行形を、現在完了進行形・過去完了とのつながりから整理しよう。

had been + -ing は、過去の基準点まで続いていた動作を表す

まず、形を確認しよう。

had been + 動詞の -ing形

I had been studying.
私は勉強し続けていました。

この形では、過去のある時点を基準にする。

when he called
彼が電話してきたとき

when I arrived
私が到着したとき

before the class started
授業が始まる前

その基準点まで、ある動作が続いていたときに、過去完了進行形を使う。

I had been studying for two hours when he called.
彼が電話してきたとき、私は2時間勉強し続けていました。

「彼が電話してきた」という過去の時点を基準にして、それより前から勉強が続いていたことを表している。

have been studying と had been studying は、基準点が違う

現在完了進行形と比べると、違いが分かりやすい。

I have been studying for two hours.
私は2時間勉強し続けています。

I had been studying for two hours when he called.
彼が電話してきたとき、私は2時間勉強し続けていました。

have been studying では、基準点は今である。

had been studying では、基準点は過去のある時点である。

have been studying
→ 今まで続いている

had been studying
→ 過去のある時点まで続いていた

つまり、過去完了進行形は、現在完了進行形の基準点を過去に移した形だと考えられる。

形は長いが、考え方は一貫している。

過去完了と過去完了進行形は、完了か継続中の動作かで分かれる

過去完了と過去完了進行形も比べてみよう。

I had finished my homework when he called.
彼が電話してきたとき、私は宿題を終えていました。

I had been doing my homework when he called.
彼が電話してきたとき、私は宿題をしているところでした。

had finished は、過去の基準点までに完了していたことを表す。

had been doing は、過去の基準点まで動作が続いていたことを表す。

had finished
→ その時点までに終わっていた

had been doing
→ その時点まで続いていた

完了形と進行形が組み合わさると、「基準点まで続いていた動作」という意味になる。

そのため、過去完了進行形は、長い動作・しばらく続いた動作と相性がよい。

I had been waiting for an hour.
私は1時間待ち続けていました。

She had been working all day.
彼女は一日中働き続けていました。

過去完了進行形は、過去の場面に時間の厚みを出す

過去形だけなら、過去の出来事を点として述べることができる。

He called me.
彼は私に電話しました。

しかし、その電話の前に何が続いていたのかを表したいとき、過去完了進行形が役立つ。

I had been studying for two hours when he called.
彼が電話してきたとき、私は2時間勉強し続けていました。

この文では、電話が来た瞬間だけでなく、その前から続いていた勉強の時間が見えてくる。

過去完了進行形は、過去の出来事に時間の厚みを加える形である。

過去形
→ 過去の出来事を述べる

過去完了
→ 過去の基準点より前に完了していたことを述べる

過去完了進行形
→ 過去の基準点まで続いていた動作を述べる

I had been studying for two hours when he called. では、he called という過去の時点を基準にして、それまで2時間ずっと勉強していたと述べている。

このように、過去完了進行形は、過去の中に基準点を置き、そこまで続いていた動作を表すための形なのである。

学習塾Study+から

学習塾Study+では、過去完了進行形を長い形として丸暗記するのではなく、過去の基準点まで動作が続いていた形として整理します。現在完了進行形・過去完了・過去完了進行形をつなげて見ると、完了形と進行形の役割が見えやすくなります。

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