塾長ノート

「まもる」はなぜ英語で Protect なのか|protect A from B の意味まで整理

protect は「守る」だけでなく、from / against と一緒に使える

ポケモンの技「まもる」は、英語では Protect と呼ばれる。

まもる → Protect

protect は、 「人やものを危険・損害・けがなどから守る」 という意味を持つ基本動詞である。

日本語名と英語名を比べると、 「守る」という意味の方向が近く、技名どうしの対応を理解しやすい。

ただし protect は、 ただ「守る」と訳して終わるよりも、 protect A from B という形まで覚えると 一気に使いやすくなる。

protect は「安全な状態に保つ」

Cambridge Dictionaryでは protect を、 人やものをけが・損害・損失などから安全に保つ意味の動詞として説明している。

We must protect the environment.
→ 私たちは環境を守らなければならない。
This case protects the phone.
→ このケースはスマートフォンを保護する。

つまり protect の中心は、 「危険や損害が及ばないように守る」 というイメージである。

ゲームの「まもる」は攻撃を防ぐ技であり、一般英語の protect のイメージともつながる。

protect A from B = AをBから守る

protect で特に重要なのが、 protect A from B である。

protect A from B
= AをBから守る

Sunscreen protects your skin from the sun.
→ 日焼け止めは肌を日差しから守る。
The roof protects us from the rain.
→ 屋根は私たちを雨から守ってくれる。

Aには「守られるもの」、 Bには「危険・害・原因」が来る。

ここをセットで覚えると、 protect を英文の中でかなり使いやすくなる。

from だけでなく against も使える

protect は against と一緒に使うこともある。

These clothes protect you against the cold.
→ この服は寒さから身を守ってくれる。

Cambridge Dictionaryでも、 protect someone / something from something と protect someone / something against something の両方が確認できる。

学習の最初は、 protect A from B を基本形として覚えておけばよい。

その上で、against も使われると知っておくと、 実際の英文を読むときに困りにくい。

protection は「保護」

protect の名詞形が protection である。

protection
→ 保護、防護
The helmet gives protection against injury.
→ そのヘルメットはけがから身を守る。

protect が「守る」という動作なら、 protection は「保護すること」「守られている状態」に近い。

protective は「保護するための」

形容詞では protective がある。

protective clothing
→ 防護服
protective gloves
→ 保護用の手袋

Cambridge Dictionaryでは protective に、 「保護を与える」「けがや損害から安全に保つ」 という意味がある。

protect から、

protect → 守る
protection → 保護
protective → 保護するための

とまとめて覚えると、 単語をばらばらに暗記するより効率がよい。

protect と defend はどう違う?

「守る」という意味では、 defend もよく使われる。

両者には重なる部分があるが、 典型的なイメージは少し違う。

protect は、 危険や損害が及ばないよう安全に保つ という意味が広い。

protect children from danger
→ 子どもを危険から守る

一方 defend は、 攻撃・批判などに対抗して守る という場面でよく使われる。

defend the country against attack
→ 攻撃から国を守る

Cambridge Dictionaryでも defend は、 攻撃や批判に対して人やものを守る意味として説明されている。

もちろん実際の英語では意味が重なることも多い。 「protectなら絶対こう、defendなら絶対こう」と機械的に分けるより、 protect の方がより広く「安全に保つ」、 defend は「攻撃に対抗して守る」場面が目立つ、 くらいに考えると分かりやすい。

ゲームの技名から一般英語へ戻る

Protect という技名は、 そのまま普通の英単語である。

そのため、技名から少し広げるだけで、

protect the environment
→ 環境を守る
protect your skin from the sun
→ 肌を日差しから守る
protection against damage
→ 損害に対する保護
protective clothing
→ 防護服

と、日常英語や学校英語にそのままつながる。

ポケモンの英語名を覚えることが、 そのまま一般英語の語彙学習になるタイプの技名である。

日本語名と英語名は、「危険や損害から守る」という共通イメージでつながっている。

まとめ

ポケモンの技「まもる」は、 英語では Protect

protect
→ 守る、保護する

特に重要なのは、

protect A from B
→ AをBから守る

という形である。

さらに、

protection → 保護
protective → 保護するための

と関連語へ広げれば、 一つの技名から実用的な英語がかなり増える。

Dodai英単語

この記事で覚えたい英単語・英語表現

Protect

まもる / 守る・保護する

protect
人やものを危険・損害などから守る、保護する。
protect A from B
AをBから守る。protectの重要語法。
protective Dodai英単語 3級
保護する;保護用の。

級はHirakuStudyの「Dodai英単語」の学習体系に基づいています。

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この記事について

本記事は、ポケモンの技名を入口に、一般英語とローカライズを考える独自の解説です。 ゲームやカードでの技・ワザの性質と、一般英語の意味を分けて整理しています。

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